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2014年01月12日
真冬日の朝
カテゴリ : [三余堂月次]
毎年この時期は日本上空に寒波襲来ということで、気象予報士は
あの手この手の解説で易しく、詳しく寒さを伝える。
要は 朝寝床から起き出しにくく、外は霜が降りて白くなり、貴重な土の部分に
霜柱が立ち、無理やり愛犬の散歩に引きずられる人の息は白くなる。
部屋が暖房で暖まると窓には結露が起こり、ややもすると 水道の出が悪くなる。
そう、水道管が凍る一歩手前…  
風が吹き抜ける北側の水溜りはしっかりと氷り、三余堂の睡蓮鉢にも氷が張る。

氷は固体状態の水、水が固まりになって、おお〜 さぶっ!
霜は0℃以下に冷えた物の表面に、空気中の水蒸気がついて固まったもの。
霜柱は地中の水分が凍って出来たもの。故に、乾燥が厳しいぱさぱさの土には柱は立たない
最近の東京ではとんと 御目にかからない代物だ。
人の息が白くなれば、犬の息だって白い。
勿論、早朝の新聞配達のバイクの排気も白いが …
20℃の部屋で湿度が50%、壁や窓などの表面が、9.6℃以下になると結露は発生するという。
暖房を切っても、湿度が低くて、窓の外が0℃なら当然結露に悩まされる。


これが 非常に珍しくなった、最近の東京の真冬日の朝だ。 
一番寒い夜明け前を、寝床でじっとやり過ごせばなんとかなる。
                                  これも 東京の真冬日の朝。


 日が高くなり氷の緩む睡蓮鉢 真冬日の朝










投稿日 2014年01月13日 0:28:01
最終更新日 2014年01月13日 0:28:01
修正