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2010年10月01日
五年目の第一稿
カテゴリ : [案内望遠鏡]
例大祭の井草囃子の音が聞こえてきた。今年もこの音色に浮かれて10月の案内望遠鏡を書いている。
2006年9月に始まったWEB能楽さんぽ。
当初は、記事入力で精一杯で どれほどの閲覧があるかなど考えなかった。 
2年ほどたった頃、そのアクセス数を知るところとなる。
スタート時に200もの方に閲覧頂いていたと知って、驚愕の行ったり来たり。 が、よくよく知れば …
開始当時のアクセスは200程だが、同じ閲覧者が何度も閲覧した場合を1と数えると 27人の閲覧。
しかもこれは 一日ではなくて1か月のことであった。

2年目はひと月に2,000以上のアクセス、600以上の閲覧者数になっていた。 驚きモモの木山椒の木。
また2年。 しばらく振りにアクセス数を確認したところ、
月に5,000以上のアクセス 2,000程の閲覧実数があった。 これをどう判断するべきか。
まず、兎にも角にも感謝申し上げる。 
ネット社会の中で海を越えて閲覧の方、日本語に通じた外国の方、老若男女、まったく存じ上げない方に 一介の者の 拙い文章にお付き合い頂いていることを。

仏蘭西在住の鵞毛庵と始めた このWEBは今では形式も古いようで、サポート打ち切りが
いつやって来るやらと 思うばかりである。
ホームページなのか、ブログなのか、こだわり始めたらキリはないが、なるべく、なるべく簡素に!
これが形式への希望で 写真が載せられればオンノジだった。
既存の鵞毛庵のサイト改築ということで始まったが、ネット社会の驚異的な進歩と普及の中
このサイトも5年目に入る。
当初、写真や作品の掲載、文字の色などに心奪われていたら 携帯では写真も何も見ることが出来ない 
と知って驚いたり、機種やブラウザで異なった印象の画面になることも解かった。
最近は携帯での閲覧がとても多く、絵もなきゃ、写真も見られずのサイトでは 下手糞な駄文が
連なることへ反省しきりである。書きゃぁいいってもんではない。
さっぱりと、数百字の洒落た文章にしたいものである。

携帯閲覧の多い中、今でもWindows 95や98というOS利用者がいるのは嬉しい限りである。
これからはiPadの時代なのだろうが、書かれる内容はもっぱら600年も前からの繰返しのことに拠る。
つい先日 平凡社から別冊太陽 《世阿弥》が出た。
1976年に太陽で《世阿弥の生涯》、1978年別冊太陽 《世阿弥》等がでてから30年以上
執筆者はすっかり代替わりし、内容も今現在の社会を強く意識した編集と感じるが、
図書館でも、アマゾンでも活用してそれぞれを読み比べるのも一興だ。 さてさて面白さは如何に…
「能を識る」にはさすがの纏めである。 


五年目の第一稿

昨年は鵞毛庵も三十数年の在仏生活の本拠が東京に移り、能の花シリーズの作品が充実してきた。
時折、ご要望もあるので以前の記事を織り交ぜながらも 能の花を絡ませて徒然に綴っていきたい。
が…

過去を振り返れば あぁでもない、こうでもないと、文章に修正をしたくなるし、先へ進めば壁がある。
《山椒魚》 に手を入れ続けた文豪井伏鱒二先生と ご同様と言ってはとんでもないことは 承知の上で、
ちょっと そんなことを呟いてみたナウ!  と、ネットの新星140字のツイッターなら書くのだろう。





                                                 
投稿日 2010年10月01日 0:00:35
最終更新日 2010年10月01日 0:00:35
修正