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夏の風物詩
〜今年もまもなく朝顔市〜
陰暦七月の異称は文月で、ふづき、ふみつき、などと読む。
秋の季節を運んでくるという事になっているが、実際の七月初めは梅雨明け前である。
昨今はその上、いやに暑い。摂氏三十度を軽く超え、極端な夕立が雷と共に襲ってくる。
日傘の影が薄物の着物を包むのを拝むなんぞは、とても無理だ。
暑さも然り乍ら、バケツをひっくり返したような突然の雨にあったらたまらぬだろう。
軒下の吊忍にガラスの江戸風鈴も、そんな雨には取り込まなければ悲惨な状況になる。
ただただ、暑いばかりの趣のない夏になってしまったなぁ。と、蚊やりに火をつける。
どっこい、この渦巻の蚊取り線香は古めかしいようだが、人気者だという。
入谷の朝顔、浅草のほうずき市以外にも、各地でそれらの市がたって夏を知らせる。
あぁ なつだねぇ〜 なんて言いながら、団扇で蚊を追いながら冷えたビールでも
スイカでも口にしてみたい。
熱帯雨林はこんな雨が毎日降るのかねぇ〜 なんて言いながら窓をぴしゃりと閉めて
涼しい空調の下、熱い茶をすすっているんじゃぁ… 夏の趣は何処へやら
どうも最近ネット回線の不都合に振り回されるのでいささか辟易。
まっ ルーターも幾分ロートルになり、ここいらでテコ入れを考慮中。
そんな訳で記事も不規則掲載になりがち。 とは言え、ポチポチと、
間延びしつつの、これまた間をうねりながらの、と、参ろうと存ずる!
やるまいぞ やるまいぞ。 やるまいぞ やるまいぞ。
2016年07月20日
カテゴリ : [鵞毛庵能の花シリーズ]
26日から 「わわわ句会展」に参加します!
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さまざまな作家仲間でやっている句会の展示でした。
期間中になんとか梅雨も明け、早朝からセミも鳴き、夏祭りに花火にと夏らしくなってきましたが、俳句の季語では立秋せまり、もはや「晩夏」です。
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さまざまな作家仲間でやっている句会の展示でした。
期間中になんとか梅雨も明け、早朝からセミも鳴き、夏祭りに花火にと夏らしくなってきましたが、俳句の季語では立秋せまり、もはや「晩夏」です。
投稿日 2016年07月31日 17:49:04
最終更新日 2016年07月31日 17:50:48
【修正】
2016年07月12日
カテゴリ : [三余堂月次]
あちこち散歩ばかりでなかなか本題に近づかないが、ここいらで本題へ。
中国大陸の話。北魏の時代は唐代と並ぶほどに仏教の隆盛期であったという。
国家の方針と後援で寺院の造営や、巨大な石窟寺院がつくられ、仏教美術が花開いた時期であった。
現存する物も仏教関連のものが多いそうで、当時は老荘思想を尊び道教が盛んであったというから、
孔子様の儒教思想は肩身を小さくしていたようだ。
とは言え、いつの世にも古びたものが新しく見え、何となく惹かれる人がいるもので、北魏の孝文帝
なんぞは儒教的な礼制を採用したという。 温故知新 孔子様もお喜びとは存ずれども…
メンドクセェオヤジが云うからさぁ〜 と従ったか、やりまっしょっ、それはいいっす!と
諸手を挙げて賛同したか。兎も角 儒学復興を志す者がいたのだ。それが脈々と続いて、隋や唐の
時代以降には各地に孔子廟が造られるようになったというから、何事も目の前のハヤリ、スタリに
惑わさちゃぁおしまいよ!
張猛龍の碑は北魏時代での儒教に関わる珍しいものということになる。
西暦522年、北魏の年号だと正光3年の正月に、魯群の長官であった張猛龍を讃える為に
建てた碑である。 山東省曲阜の孔子廟に保管されているという。
保管といっても手で触ったり、拓本を取ったりと、勝手し放題だったそうな。
それはたまらん!と、現在はケース内に収まっている由。 ほぉ〜。
張猛龍碑 風化してボロボロに…
中国大陸の話。北魏の時代は唐代と並ぶほどに仏教の隆盛期であったという。
国家の方針と後援で寺院の造営や、巨大な石窟寺院がつくられ、仏教美術が花開いた時期であった。
現存する物も仏教関連のものが多いそうで、当時は老荘思想を尊び道教が盛んであったというから、
孔子様の儒教思想は肩身を小さくしていたようだ。
とは言え、いつの世にも古びたものが新しく見え、何となく惹かれる人がいるもので、北魏の孝文帝
なんぞは儒教的な礼制を採用したという。 温故知新 孔子様もお喜びとは存ずれども…
メンドクセェオヤジが云うからさぁ〜 と従ったか、やりまっしょっ、それはいいっす!と
諸手を挙げて賛同したか。兎も角 儒学復興を志す者がいたのだ。それが脈々と続いて、隋や唐の
時代以降には各地に孔子廟が造られるようになったというから、何事も目の前のハヤリ、スタリに
惑わさちゃぁおしまいよ!
張猛龍の碑は北魏時代での儒教に関わる珍しいものということになる。
西暦522年、北魏の年号だと正光3年の正月に、魯群の長官であった張猛龍を讃える為に
建てた碑である。 山東省曲阜の孔子廟に保管されているという。
保管といっても手で触ったり、拓本を取ったりと、勝手し放題だったそうな。
それはたまらん!と、現在はケース内に収まっている由。 ほぉ〜。
張猛龍碑 風化してボロボロに…
投稿日 2016年07月12日 17:49:39
最終更新日 2016年07月12日 17:49:51
【修正】
2016年07月01日
カテゴリ : [案内望遠鏡]
夏の風物詩
〜今年もまもなく朝顔市〜
陰暦七月の異称は文月で、ふづき、ふみつき、などと読む。
秋の季節を運んでくるという事になっているが、実際の七月初めは梅雨明け前である。
昨今はその上、いやに暑い。摂氏三十度を軽く超え、極端な夕立が雷と共に襲ってくる。
日傘の影が薄物の着物を包むのを拝むなんぞは、とても無理だ。
暑さも然り乍ら、バケツをひっくり返したような突然の雨にあったらたまらぬだろう。
軒下の吊忍にガラスの江戸風鈴も、そんな雨には取り込まなければ悲惨な状況になる。
ただただ、暑いばかりの趣のない夏になってしまったなぁ。と、蚊やりに火をつける。
どっこい、この渦巻の蚊取り線香は古めかしいようだが、人気者だという。
入谷の朝顔、浅草のほうずき市以外にも、各地でそれらの市がたって夏を知らせる。
あぁ なつだねぇ〜 なんて言いながら、団扇で蚊を追いながら冷えたビールでも
スイカでも口にしてみたい。
熱帯雨林はこんな雨が毎日降るのかねぇ〜 なんて言いながら窓をぴしゃりと閉めて
涼しい空調の下、熱い茶をすすっているんじゃぁ… 夏の趣は何処へやら
どうも最近ネット回線の不都合に振り回されるのでいささか辟易。
まっ ルーターも幾分ロートルになり、ここいらでテコ入れを考慮中。
そんな訳で記事も不規則掲載になりがち。 とは言え、ポチポチと、
間延びしつつの、これまた間をうねりながらの、と、参ろうと存ずる!
やるまいぞ やるまいぞ。 やるまいぞ やるまいぞ。
投稿日 2016年07月06日 0:39:02
最終更新日 2016年07月06日 0:39:57
【修正】