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2008年06月01日
EVOLTA エボルタ君グランドキャニオンを登る
カテゴリ : [案内望遠鏡]
松下電器産業から 2008年4月末 待っていまた! の新しい乾電池
【EVOLTA エボルタ】が発表された。
アルカリ電池を進化させた製品で さらなる長持ちと 10年間の使用推奨期間を誇る。
つまり10年は保存がきくということである。 災害・非常用等の備蓄用には結構な代物だ。


エボルタ登場     EVOLTA エボルタ君グランドキャニオンを登る


乾電池の多くには、使用推奨期限が刻印されている。あくまで 使用開始をする推奨する期限で
期限までに使い終わるようにと云っているのではないらしい。
このエボルタは 従来のアルカリ乾電池より電力容量が大きく 電圧が落ちにくいということだ。
デジカメや音楽プレーヤー向きという。
まぁ 取敢えず デジカメと携帯ラジオで たまにお世話になる程度であるが……


EVOLTA エボルタ君グランドキャニオンを登る  マンガン電池からエボルタまで


最も歴史の古いマンガン乾電池は 素材が安価で、安く作れるが 容量が小さい。
電池の生産量が8割という アルカリ電池は マンガン電池より 容量は大きいが 
デジカメに対応できるほどの力はなく、電圧が下がってしまう。

そこで ニッケル乾電池登場!

正確にはニッケルマンガン乾電池と云うのだそうだ。
松下電器産業が2004年4月1日に発売した乾電池である。
オキシライド乾電池のことだ。
この5月まではこれをデジカメに利用していた。 が、これは 初期の電圧が高くなるために
豆球のライトや玩具などには不向きで 製造元である松下電器産業は使用不可としている。

この4年後の今年 オキシライドの欠点がなく ほぼすべての機種に利用でき 長持ちする電池誕生。
アルカリ乾電池 エボルタ である。
単三2本を背中に背負って ロボット EVOLTA君は グランドキャニオンの540メートルの崖を登った。



http://evolta.jp/EVOLTA エボルタ君グランドキャニオンを登るエボルタ君


乾電池は 明治20年 日本の時計技師屋井先蔵が「屋井式乾電池」を発明。
その前後で特許の取得をしている ドイツのガスナー、デンマークのヘレンセン がいるが
屋井先蔵せんせいの御蔭で 何と豊かな日常を過ごしているか。

兎にも角にも 乾電池は日本人の発明である。 
素晴らしき発明に 有難く感謝して カセットを聴く。  CDでなく MDでなく。
そして 謡でなく トラゾウを。














投稿日 2008年06月02日 11:16:45
最終更新日 2008年06月02日 11:17:13
修正