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2009年06月20日
往時渺茫
往時渺茫

La plume d’oie ©鵞毛庵 2007  能  善知鳥より (部分)

往時渺茫としてすべて夢に似たり
Des choses d’antan le reflet lointain n’a plus de consistance qu’un rêve


月探査機の「かぐや」から送られた地球の姿は目を見張る青さだったが、アポロの足跡の映像も送られて、ああ、あの日、双眼鏡片手に月を見つつ、実況中継を見ていたなァとぼんやり思い出しました。
これじゃ、うさぎさん、落着いて餅つきできませんな〜〜。

先日、三十年ぶりに幼馴染み数人と再会する機会があった庵主は、往時渺茫たる気持ちになるも、しばらくすると、みな、たちまち幼い頃の顔と声がよみがえり、夢ではない楽しいひと時を過ごすことができた次第。
しかし、人の記憶、それも子供の頃の記憶というのは曖昧なもので、同じことを話しているのに、食い違ったり、覚えていなかったりで、やはり往時渺茫であったかも。
投稿日 2009年06月20日 11:19:18
最終更新日 2009年06月21日 0:30:58
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