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2016年08月20日
残暑というには暑すぎる日々、しかし、立秋を迎えたとたんに法師蝉はしっかり鳴き声をあげて、そうか、やっぱり暦の上では秋なのかぁ…と。

我が庵のバルコニーは、毎年のようにセミやカナブンの終焉の地となっており、ジジッ、ジジジッと仰向けになっている蝉やじっと動かないカナブンがなんだか哀れです。

そっと触ると実はまだ生きていて、何もこんなコンクリートで死ぬことはない、せめて土に近いところや街路樹にでも不時着すればと思い、バルコニーの淵に乗せてやると、案外すぐに飛び立って行くものです。

              蝉
         
古代中国ではセミはよみがえりや復活のシンボルで、玉で蝉を象ったものを埋葬品にしていました。そういえば、古代エジプトではスカラベ(コガネムシ)が同様に埋葬品でした。

ひょっとすると、うちのバルコニーは彼岸と此岸の接点なのかしらん。
投稿日 2016年08月31日 1:04:32
最終更新日 2016年08月31日 1:04:32
修正
2016年08月12日
カテゴリ : [三余堂月次]
酷暑お見舞い!!

     


    銘 団十郎 張猛龍碑のウラッカワ 暑い暑いと睨んで…



張猛龍の碑は 高さが約2メートル、幅90センチ厚さ20センチ余りで碑の表は46字ごとに改行。
24行に亘り“張猛龍”を褒め称えるという定番である。
お偉いさんなのか、ご寄付が多かったのか、碑の裏はこれを建てるにあたって関与した人の
役職と氏名が12列に及び刻されている。これが碑のウラッカワである。
勿論 序列の初めの方は大きな文字でご立派な肩書が付き、お末の方は名前のみで小さく
刻されている。要するにエンドロールである。
映画などで最後に流れるスタッフの名前や、協力会社のことだ。
ほとんどの人が本編完で、終わった終わった!と席を立つ。
が、最後の最後に演出で、ひねりを持ってくることもある。 
エンドロール終了までが作品だ。

この建碑もしかり。
本編終了とともに、エンディングテーマが頭の中を流れ、いよいよ最後のスタッフロールへ進行する。
一見、大小さまざま、バラバラではあるが、見ようによっては何だか型にはまらない妙を感じる。
この人は寄付多額かぁ、こいつは親類か?しゃれた名前だなぁ…と、思いは勝手なれど
ウラッカワの刻字までが張猛龍さんの人となりを示している。
                                       何とも しっかりと見たいものだ。

 

 









投稿日 2016年08月28日 9:52:56
最終更新日 2016年08月28日 9:53:10
修正
2016年08月01日
カテゴリ : [案内望遠鏡]
 
卵からならぬ 本から生まれる! 恐竜の赤ちゃん


恐竜の赤ちゃん あぁ〜 育ったぁ!









投稿日 2016年08月01日 18:02:52
最終更新日 2016年08月01日 18:03:01
修正