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2009年07月20日
カテゴリ : [鵞毛庵能の花シリーズ]
処変われば祝日も...と、今日は日本は祝日だというのは、夕べ遅くに気付いた鵞毛庵。
梅雨明けが例年より早く、暑い毎日が続いていますが、皆さま、お変わりなくおすごしでしょうか?
東京で7月の風物といえば、入谷の朝顔市に浅草のほうずき市。その入谷から今年は朝顔や夕顔が三余堂にやって来ず、ちょっぴり残念。
先日、片付けの途中で鵞毛庵の母の蔵書の一冊を手にとってしげしげ眺めたのに「ヨーロッパの花の装飾文様」。日本語のタイトルと合わせてフランス語の原題付き。これは1896年にパリで刊行されたグラッセという人の監修による本を日本で覆刻したものでした。パリの本屋さんで時折見かけた本が家にあったとは!!
実際の花のスケッチとそれを文様、図案化された例が何点かづつ掲載されています。中には、あ、あれはこの花だったのか、などという発見も。
さて、その中に見つけたのが画像の文様。ひょうたん です。
おお、これは夕顔の図じゃ。
能の「半蔀」でお馴染みの蔀にからむ夕顔の作り物を思い浮かべました。
La plume d’oie © 鵞毛庵 2007 能「半蔀」 部分
頭文字の装飾は能「半蔀」の舞台の作り物より着想
画像をクリックすると大きくなります。
夕顔のことは三余堂が2006年10月に書いた記事で触れていますので、そちらを改めてご参照ください。
処変わっても似たようなもの。
梅雨明けが例年より早く、暑い毎日が続いていますが、皆さま、お変わりなくおすごしでしょうか?
東京で7月の風物といえば、入谷の朝顔市に浅草のほうずき市。その入谷から今年は朝顔や夕顔が三余堂にやって来ず、ちょっぴり残念。
先日、片付けの途中で鵞毛庵の母の蔵書の一冊を手にとってしげしげ眺めたのに「ヨーロッパの花の装飾文様」。日本語のタイトルと合わせてフランス語の原題付き。これは1896年にパリで刊行されたグラッセという人の監修による本を日本で覆刻したものでした。パリの本屋さんで時折見かけた本が家にあったとは!!
実際の花のスケッチとそれを文様、図案化された例が何点かづつ掲載されています。中には、あ、あれはこの花だったのか、などという発見も。
さて、その中に見つけたのが画像の文様。ひょうたん です。
おお、これは夕顔の図じゃ。
能の「半蔀」でお馴染みの蔀にからむ夕顔の作り物を思い浮かべました。
La plume d’oie © 鵞毛庵 2007 能「半蔀」 部分
頭文字の装飾は能「半蔀」の舞台の作り物より着想
画像をクリックすると大きくなります。
夕顔のことは三余堂が2006年10月に書いた記事で触れていますので、そちらを改めてご参照ください。
処変わっても似たようなもの。
投稿日 2009年07月20日 13:15:05
最終更新日 2009年07月20日 13:15:17
【修正】
2009年07月01日
カテゴリ : [案内望遠鏡]
2006年秋の初見参以来 三余堂月次の補いにと始めた毎月一日の 案内望遠鏡の項。
案内望遠鏡 とはguiding telescope。
写真撮影用の望遠鏡に平行に取り付けてある望遠鏡で、視野広く対象星を
追跡し易くするために添えたものということである。 と、
紹介しながら、 一方でその補いが 反って 邪魔をしているかもしれない、とも書いた。
勝手なことを言いながら ほとんど能楽さんぽは 毎月、あらぬ方へのさんぽになる。
ご案内! ということであれば まぁ 何でもご案内申し上げるということで…
先日 岩田いくま杉並区議のメールマガジンで サイトの紹介があった。
文部科学省のホームページで 開設1ヶ月、17万件のアクセスを記録した
深海ワンダーなるものだ。
最近は啓発や教育を目的として 動画を活用したり、インターネットテレビで配信したりと
官公庁が 企画制作会社と作り上げた作品がいろいろとあるということは 何となく承知している。
ご時世だなぁ〜 と云ったって そうそう誰もがパソコンを使いこなしている訳でもなし、
と 複雑な思いで 深海ワンダー を覗く。
潜水調査船「深海ワンダー号」で、人工頭脳「ジュール」をパートナーとして、深海探検の旅に出発。
要は ゲーム。と 侮ることなかれ。
世界に誇る日本の深海研究の現状、文部科学省の果たしている役割などについて
理解が出来るようにと作成したものというが、老若男女、それぞれの立場で 一見の価値あり。
内容のご案内より 先ず ちとご覧ナれ。
この うっとうしい季節に 涼を呼ぶ。
深海ワンダー
http://www.mext.go.jp/wonder/
案内望遠鏡 とはguiding telescope。
写真撮影用の望遠鏡に平行に取り付けてある望遠鏡で、視野広く対象星を
追跡し易くするために添えたものということである。 と、
紹介しながら、 一方でその補いが 反って 邪魔をしているかもしれない、とも書いた。
勝手なことを言いながら ほとんど能楽さんぽは 毎月、あらぬ方へのさんぽになる。
ご案内! ということであれば まぁ 何でもご案内申し上げるということで…
先日 岩田いくま杉並区議のメールマガジンで サイトの紹介があった。
文部科学省のホームページで 開設1ヶ月、17万件のアクセスを記録した
深海ワンダーなるものだ。
最近は啓発や教育を目的として 動画を活用したり、インターネットテレビで配信したりと
官公庁が 企画制作会社と作り上げた作品がいろいろとあるということは 何となく承知している。
ご時世だなぁ〜 と云ったって そうそう誰もがパソコンを使いこなしている訳でもなし、
と 複雑な思いで 深海ワンダー を覗く。
潜水調査船「深海ワンダー号」で、人工頭脳「ジュール」をパートナーとして、深海探検の旅に出発。
要は ゲーム。と 侮ることなかれ。
世界に誇る日本の深海研究の現状、文部科学省の果たしている役割などについて
理解が出来るようにと作成したものというが、老若男女、それぞれの立場で 一見の価値あり。
内容のご案内より 先ず ちとご覧ナれ。
この うっとうしい季節に 涼を呼ぶ。
深海ワンダー
http://www.mext.go.jp/wonder/
投稿日 2009年07月01日 14:46:00
最終更新日 2009年07月01日 14:46:00
【修正】