記事移動
2016年09月20日
600年前の9月
カテゴリ : [鵞毛庵能の花シリーズ]
今からちょうど600年前の15世紀初頭、フランスの暦を飾るのはブドウの収穫です。「ベリー公のいとも華麗なる時祷書」という、世界で最も美しい本とされている豪華写本ですが、その暦の9月の挿絵がブドウの収穫なのです。
手前がブドウ畑で収穫作業中、奥の城はアンジューにあるソミュール城で、この時代にすでにワインの産地として知られていたことがうかがえます。
現在でも産地や品種によって多少ずれはあるものの9月中心に収穫することが普通ですが、猛暑の年は8月中に済ませるということも。ちなみにパリのモンマルトルの丘のブドウの収穫祭は10月です。
地球温暖化だのいろいろ言われてますし、東京もパリも以前より気温が上がっている気がしますが、600年という尺でみると、そう変わりはないのかなァ...
フランスにはブドウやワインに関する格言や言い伝えが山ほどあります。
9月の湿り気は樽を空にしない (c)La plume d’oie 2012
手前がブドウ畑で収穫作業中、奥の城はアンジューにあるソミュール城で、この時代にすでにワインの産地として知られていたことがうかがえます。
現在でも産地や品種によって多少ずれはあるものの9月中心に収穫することが普通ですが、猛暑の年は8月中に済ませるということも。ちなみにパリのモンマルトルの丘のブドウの収穫祭は10月です。
地球温暖化だのいろいろ言われてますし、東京もパリも以前より気温が上がっている気がしますが、600年という尺でみると、そう変わりはないのかなァ...
フランスにはブドウやワインに関する格言や言い伝えが山ほどあります。
9月の湿り気は樽を空にしない (c)La plume d’oie 2012
投稿日 2016年09月20日 19:24:42
最終更新日 2016年09月20日 19:24:42
【修正】