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2008年12月01日
臘月 ろうげつ
カテゴリ : [案内望遠鏡]
今年は締めくくりの月に入る。陰暦12月も様々の異称を持つ。
僧も馳せ走る慌ただしい月だからと 師走というのはお馴染だ。
極月、ごくげつとも云う。駐車場の看板ではない。
ちなみに駐車場では 月極 となり、つきぎめと読むので念のため。

最近の温暖化傾向ではしっくりと来ないが、 春を待つ、春待月と記されもする。 
冬至の後に 狩猟の獲物を神に供えた祭りの《臘 ろう》 から 年の暮れを ロウという。
臘月は もっとも日が短くなり、月初めは冬至より早く日の入りが来る。
街は 当たり前のようにクリスマスの飾りがなされ、さして 慌ただしく追われるつもりがなくても 
そそくさと 歩かなくては信号を渡りきることが出来ないような気になる。
これが 師走なのだ。


さてさて、去年は… 
 文字を読む  過去の日記  2007 12 

その前の年は…   食後の一服は世界さんぽ    過去の日記 2006 12
と案内望遠鏡を振り返ってみる。

ふぅ〜ん 変わりばえしねぇなぁ と思いつつ、咲き始めた山茶花を深夜の窓から覗く。



暗い冷気のなかで  臘月 ろうげつ サザンカ咲く臘月 ろうげつ 臘月朔日のヤマボウシ

天空に輝く オリオンも 変わりばえしねぇなぁ と三余堂を見下ろしていた。





















投稿日 2008年12月17日 3:17:48
最終更新日 2008年12月17日 3:18:19
修正