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2014年01月01日
カテゴリ : [案内望遠鏡]
恭頌新禧

本年も宜しく願い上げます

初詣
午前0時の元旦ミサに向けて灯りが燈る聖イグナチオ教会



年が明けて午前2時を過ぎて初詣参拝の列が続く本殿前の提灯に井草八幡宮
初詣

初詣の掛け持ちとは 忙しい甲午の元旦と来たもので…
とにかく午前零時から、二時の時間帯は若者ばかりが目につき、前途洋々の国に見える。
これが昼間になると、高齢化に押しつぶされんばかりの国に見えて来るのだろうなぁ、
                                             なんともはや…
などと思いつつ 八幡宮参道に並ぶイカ焼きの香りに引き寄せられて、若者の
集団に飲まれていく。
参拝はあまりの長蛇に 取敢えず揚拝にて。
干支の絵馬を頂いて、さぁ、並び直すのは本殿前の列やらイカ焼きの列やら〜

本年も変わらぬご厚誼賜りますよう存じ上げます!










投稿日 2014年01月01日 4:19:16
最終更新日 2014年01月01日 4:19:16
修正
2014年01月12日
カテゴリ : [三余堂月次]
毎年この時期は日本上空に寒波襲来ということで、気象予報士は
あの手この手の解説で易しく、詳しく寒さを伝える。
要は 朝寝床から起き出しにくく、外は霜が降りて白くなり、貴重な土の部分に
霜柱が立ち、無理やり愛犬の散歩に引きずられる人の息は白くなる。
部屋が暖房で暖まると窓には結露が起こり、ややもすると 水道の出が悪くなる。
そう、水道管が凍る一歩手前…  
風が吹き抜ける北側の水溜りはしっかりと氷り、三余堂の睡蓮鉢にも氷が張る。

氷は固体状態の水、水が固まりになって、おお〜 さぶっ!
霜は0℃以下に冷えた物の表面に、空気中の水蒸気がついて固まったもの。
霜柱は地中の水分が凍って出来たもの。故に、乾燥が厳しいぱさぱさの土には柱は立たない
最近の東京ではとんと 御目にかからない代物だ。
人の息が白くなれば、犬の息だって白い。
勿論、早朝の新聞配達のバイクの排気も白いが …
20℃の部屋で湿度が50%、壁や窓などの表面が、9.6℃以下になると結露は発生するという。
暖房を切っても、湿度が低くて、窓の外が0℃なら当然結露に悩まされる。


これが 非常に珍しくなった、最近の東京の真冬日の朝だ。 
一番寒い夜明け前を、寝床でじっとやり過ごせばなんとかなる。
                                  これも 東京の真冬日の朝。


 日が高くなり氷の緩む睡蓮鉢 真冬日の朝










投稿日 2014年01月13日 0:28:01
最終更新日 2014年01月13日 0:28:01
修正
2014年01月20日
2014年バージョンの鵞毛庵製フランスの諺の暦の1ページ目の1月は「ご公現祭の雪は豊作をもたらす」という意味の諺を選びました。



      大寒

Neige à l’Epiphanie, le grenier sera rempli.
ご公現祭に雪が降ると、納屋はいっぱいになる。

ご公現祭とは、キリスト誕生を祝って東方から三博士がやってきた日を記念した日(1月6日)。

大寒   四谷の聖イグナチオ教会にて  馬小屋にかしずく三博士

フランスではそれに因んだガレット・デ・ロワというパイ菓子を頂く習慣があります。そのお菓子にはフェーヴと呼ばれる陶製の小さな人形が入っていて、王冠と共に売られていて、フェーヴを当てた人が王様に選ばれるというお遊び付。もともとはキリスト教以前からある冬至の行事だったものが由来だとか。そして、やはり古くからの風習で、正月飾りとしてのヤドリギを諺に添えました。常緑なので生命やら永久やらのシンボルです。

                        大寒

暦がすすんで二十四節気の24番目は大寒。1年で一番さぶ〜い日とされてます。

フランスでも1月20日過ぎのこの時期はちょっとゆるんだ寒さがぶり返して寒波襲来となり、言い伝えにも寒さに要注意を促すものが目立ちます。中には、凍土によって雑草の始末の手間が省けるなんていうのも。
七十二候では大寒にはフキノトウが蕾を出し、沢に氷が厚く張りつめ、鶏が卵を産み始め、滋養強壮に寒卵を食したりするのですが、大寒卵はさらに金運も招くとか!
ガレットのフェーヴを当てた人はその一年幸運や金運良しとされてますが、今年はフェーヴ当たらなかったので大寒卵を食べようかしら....
投稿日 2014年01月21日 14:19:34
最終更新日 2014年01月21日 14:19:34
修正